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zoom RSS 木曽路のハイカラ医院

<<   作成日時 : 2011/09/06 22:36   >>

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明治村シリーズ 清水医院 旧所在地 長野県木曽郡大桑村 建設年代 明治30年代


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木曽路、妻篭と木曽福島の中間の地に建てられた 清水医院。

白壁にアーチを描く窓は、木曽路の山村にあって当時としてはとてもハイカラだったように思う。


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島崎藤村の姉の園子も入院していたそうだ。


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彼女をモデルにした小説、「ある女の生涯」 にも須原の蜂谷医院と名前を変えて登場する。

そのため、玄関先には藤村の等身大写真のカキワリが鎮座していた。


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精神を患っている主人公のおげんは、放蕩の果て他の女と散々自由奔放に生きた夫を看取った後、

知的障害を持つ、40歳で未婚の娘と甥をつれて この医院にやって来るという

なんとも壮絶なストーリーが淡々と…本当に淡々と綴られている。 


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この建物は、明治村としては地味な部類に入ると思うのだが、

私はこの清水医院に とても惹きつけられてしまう。


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さまざまな医療器具やアンプルが並ぶ棚を見ていると

なんだか廃墟にでも紛れ込んだような気分がして、胸がキュンとしてしまう。


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それは子供の頃、「入っちゃいけないよ。」 と言われている場所を覗いているような心持ち

秘密の場所を垣間見るような ワクワク感だったりすのかもしれない。


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薬剤の重厚な瓶が並ぶ棚や秤は、いったいどんな物語を見てきたのだろう?

医療の技術も器具も、今程充実していない時代。


それでも、どこにも救いの無い結末の 「ある女の生涯」 という物語…

そんなストーリーばかりではなかったと 私は信じたい。




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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
乳鉢&居並ぶ医薬品:ガラスペン=3:7
・・・の興味の分配割合

ガラスペン・・・・なつかしー
Can@薬剤師のくせに
2011/09/07 00:08
これもいい〜♪

見たこと無い時代なのに懐かしさを感じますね(^^)b
TETSU
2011/09/07 01:04

座布団がある部屋は待合室なんですかね?
フラスコとかビーカーと好きです。薬ビンも。
ラベルがそのままなのが興味をひかれます。
しかし、2枚目の写真、柱時計が顔に見えちゃった…
白衣の首の長い人、こわい。(^^;)
 
full
2011/09/07 02:15
おはようございます。
「白い巨塔」や「JIN」を連想してしまいました。
最後の3枚の写真。不思議な感覚になります。
詩音連音
2011/09/07 07:15
外観は洋なのに
中は和なんですね
特に窓が気に入りましたぁ〜(^-^
外側に開閉するのかと思ったら
スライド式なんですね

病院嫌いな私
子供の頃よくケツに
注射打たれたのを
思い出してしまった ( ̄▽ ̄;)

ta93
2011/09/07 15:38
写真を見ながらふと思う・・。
移転大変だっただろうな・・。
日本の家屋移設技術のすごさ・・。
あの当時の患者さんがもし来ても此処が明治村の
会場とは気が付かないだろうな・・。
あいべん
2011/09/07 16:30
明治村 いいところですね。
廃墟ぽいけど、ゆーりさんの写真は、ワクワクしてみさせていただきました。
行きたくなりましたよ。
masawagon
2011/09/07 20:08
>Canさん
いやいやぁー
職業と興味はまたベツモノって事で、よろしいのでは?^^
こういうペン、本当に懐かしいですよね。
ガラスじゃないけど、昔は山ほどペン持ってたのに…^^::

>TETSUさん
見たことないけど、懐かしい…
そんなものです、明治村^^
ぜひ一度♪

>fullさん
この待合の手前が玄関で、土間になってました。
うんうん、こういう白衣とか 
あとよく思うのが、軍手だったりそういう身に着けるものって
なんだかそういう気配っぽいものを感じたりして
ちょっとドキッとしたりします^^;

>詩音連音さん
ドラマですよね〜
私も医療ドラマ、結構好きだったりします。
「JIN」好きだったなあ〜〜

>ta93さん
なんだか、内部の日本家屋に外側だけ洋風に無理やりしちゃいました〜
的な感じかな? 
こういう引き戸って、やっぱり和な雰囲気ですよね。

>あいべんさん
そうですよね。多分、移築めちゃくちゃ大変だったと思います。
保存もまた大変な作業。
ここんところの苦境を明治村、頑張ってもらいたいです。

>masawagonさん
いいところですよ〜
丸一日いても、結構歩くし建物は沢山あるしで
じっくり腰を落ち着けて観たい博物館です^^

みなさま、コメント本当にありがとうございました。
ゆーり
2011/09/07 23:19
自分が子供の頃、こんな感じの医院に行ってたような気がします。
なぜか懐かしい気分です。
Poo!!
2011/09/08 22:34
>Poo!!さん
コメントありがとうございます。
昔ながらの医院ってこれに近い雰囲気ですよね。
私も子供の頃のかかりつけのお医者さんってこうだったような気がします^^
ゆーり
2011/09/09 21:04
通りゆく人々は何に感慨を覚えるだろうか。
白壁とゆるやかなアーチの窓の調和だろうか。
はたまた、
笠電球と角火鉢に懐しさを覚えるのだろうか。

人が目もむけず通り過ぎる医師の机上。
在りし日の人の様をそこから切り出す。
ほぅっ と 感・嘆・息してしまう。

茶と青と緑の曇り硝子の落ち着きが心地良い。
 ・・・この絵は絵葉書にしたいものだ。
しげぽん@さすがに・・・・
2011/09/12 19:49
>しげさん
この写真を気に留めてくれて ありがとう。
実はこのコ、ものすごーくお気に入りなのです^^

コメント本当にありがとうございました。
ゆーり
2011/09/12 23:00

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